マインドセット

マインドセットとは?意味やその重要性を徹底解説【サラリーマン向け】

押忍!一男塾(ブログ塾) 塾長の一男です。

学歴最下位から大企業で10年以上トップ昇進を続ける現役サラリーマンです。

塾の運営方法や一男の詳細なプロフィールを知りたい方はこちらを参照ください。

今回の講義では、マインドセットの意味やその重要性を徹底解説していきます。

  • そもそもマインドセットって何?
  • マインドセットって何で必要なの?
  • マインドよりも行動する方が大事じゃないの?

そう思っている人は、今回の講義を受ければマインドセットが会社生活や人生にとってどれだけ重要なのか理解できると思います。

個人のウェルビーイングを向上する上で最も大切な「主体的選択」に対しても、このマインドセットがとても重要になります。

「主体的選択」に関する前回の講義を受けていない方は、こちらの記事も是非参考にしてください。

個人のウェルビーイングが向上する最も重要なたった一つの条件・要素とは?【サラリーマン必読】個人のウェルビーイング(well-being)を向上させる最も重要なたった一つの条件・要素に絞って、徹底解説しています。この記事を読めば、個人のウェルビーイングを向上させる方法がしっかりと理解できます。...

一男(かずお)

それでは今回も楽しく学びましょう!時間がない方は、気になる見出しから確認してください。一男塾(ブログ塾)開校ーー!!

マインドセットとは?

マインドセットとは、これまでの経験や教育、先入観によって作られる思考パターンであり、個人が持つ固定化された考え方や物事の捉え方、心理状態などを指す言葉です。

暗黙の了解や思い込み、価値観、信念なども含まれ、人が無意識に抱えている思考のクセや傾向、判断基準や固定観念とも言えます。

一男(かずお)

簡単に言うと、個人のモノの見方や考え方のことです。また、それを作っている価値観や信念などです。

マインドセットという言い方は、人の意識や心理状態は一側面で捉えることは難しく、多面的に見て合わせたものがマインドの全体像を表しているということからきています。

ビジネスシーンでは、成果を出すための「心構え」といった意味で用いられることもあります。

一般的なマインドセットの種類

マインドセットを提唱したのは、スタンフォード大学のキャロル・S・ドゥエック教授で、大きく2つの種類で説明されています。

成長マインドセット

成長マインドセットはグロースマインドセットとも呼ばれ、「自分の能力は自らの経験や努力によって向上できる」という思考から、自分は学び・成長できるなど、物事をプラスに捉えることができます。

成長マインドセットを獲得すると、集中力や忍耐力が向上し、目標を成し遂げられるようになります。

固定マインドセット

固定マインドセットはフィックストマインドセットとも呼ばれ、「自分の能力は経験や努力によって向上できない」という思考から、自分は学んでも成長できないなど、物事をマイナスに捉えてしまいます。

固定マインドセットを持つ人は、目標達成するまでに障害が生じると、不正やごまかしをしたり、自分より劣る人間を探したり、課題解決に繋がらない行動に走りやすいです。

一男(かずお)

多くの人は、両方のマインドセットを持っており、状況によって変わったり、自分の意思で変えたりしています。

なぜマインドセットが大事なのか

なぜマインドセットが大事なのか、一男のこれまでのサラリーマン経験から大きく2つの理由があります。

理由①_「物事の捉え方」はマインドセットで変わる

物事の捉え方は、マインドセットで大きく変わります。

「残業」の捉え方の例

お金が最も価値があると信じているマインドセットを持った人

  • 残業することに肯定的。残業すれば普段よりもお金が多くもらえるから進んで残業する。

家族が一番大切だと信じているマインドセットを持った人

  • 残業することに否定的。家族との時間を捻出したいので極力残業しない。

冗談ではなく、この世の中で最も影響力があるのは、お金でも権力でもなく、このマインドセット(考え方や価値観、信念など)です。

  • お金も権力もそれに価値があると捉えることで初めてそれに価値が生まれる
  • 現実ではお金や権力に価値を生む仕組みになっているので価値があるが、みんなが価値がないと思えば極論それで終わり
  • お金も権力も、政治も法律も、もっと言えば形ある建物や食料なども含め、人間は目に見えない概念を信じたからこそ、ここまで成長や発展を遂げられた

言い換えればどのような目に見えない概念を信じるか(物事をどう捉えるか、何に価値を置くか、何を信じるか)≒マインドセットが会社生活や人生に大きな影響を与えるということです。

理由②_「行動」はマインドセットで変わる

行動は、マインドセットで大きく変わります。

「スポーツ選手」の練習の例

必ずオリンピックで金メダルをとるというマインドセットを持った人

  • 誰かにやれと言われなくても自ら進んで辛い練習も取り組む

そこそこ活躍して有名になれば良いというマインドセットを持った人

  • そこまで辛い練習はやりたくない。言われて渋々やる、周りもやっているから仕方なくやる。

行動が変わると間違いなく人生は大きく変わります。

よりウェルビーイングに、より自分が望む充実した人生を送るためには、それに応じた行動に変えていく必要があります。この行動変容はマインドセットの影響を大きく受けています。

これをわかりやすくイメージしてもらうために、フロイトの氷山モデルで解説します。

氷山のイメージ

氷山モデルとは、簡単にいうと目に見える行動や結果といった部分は、海面に浮かぶ氷山の一部に過ぎず、海面下には海面上よりも大きな氷山の塊≒目に見えないマインドセット(思考、価値観、信念など)があり、これが行動や結果を突き動かしていることを表しています。

一男(かずお)

要するに、行動を変えるには実際に見えている部分だけでなく、実際に見えていないマインドセットを変える必要があるということです。

補足として、大事だと思っていることがあっても、中々行動が変わらない、移せないと思っている人も多いかと思います。

そんな人は、頭(思考レベル)では大切だと認識していますが、価値観や信念(想い、心レベル)にはなっていない、というパターンが多いです。

あれこれと大切な理由を考えるレベルではなく、心からそれが大切だと想っていないと行動は変わりません

マインドが先?行動が先?

「マインドなんか考えるより行動が大切」、「考えてる暇があるならすぐ行動しろ」、「結局行動するか・しないか、それだけだ」など最近はよく耳にする方も多いと思います。

これは全て正しいと思っており、順番の違いだけだと認識しています。

先程、氷山モデルで、マインドセット(信念・価値観・思考など)が行動に影響を与えていることを説明しました。

一男(かずお)

言い換えると、行動からマインドセットまでは繋がっており、行動から変えることでもマインドセットを変えることができます

  • ひたすら行動を変えづづける、やり続けることができればマインドセットも変わる
  • 行動が継続できるということは、既に無意識でその行動を継続できるマインドセットを持っているとも言える

行動から変えて継続できる人はそれでも全く問題ありません。

ただ、一男の経験上、マインドセットがない中で、ひたすら行動を変え続けることは容易なことではないと実感しております。

逆に、マインドセットがしっかりできていれば、それを実現するための行動が自然と継続できます。

一男(かずお)

よって、一男はマインドセットからはじめることをオススメしています。

オススメのマインドセット

ここまで読んで、結局どんなマインドセットを持つのが良いの?、と思った人も多いと思います。

どのようなマインドセットを持つか、望むかは人それぞれです。既に持っているマインドセットを変える必要がないと思うのも選択の一つだと思います。

それでも、大企業で10年以上トップ昇進を続けてきた一男の経験から、

一男(かずお)

サラリーマンとしてこのマインドセットだけは持っていて損はない、むしろ知らないとかなり損をしていると言い切れるものがあります

マインドセットなので、たった一つではなく複数あります。その中でも特に厳選した超有益かつ実践的マインドセットを次回以降で講義していきます。

マインドセットのまとめ

今回は、マインドセットの意味や重要性について徹底解説しました。

皆さんも一度、自分のマインドセット(信念、価値観、思考など)をじっくり考えてみてはどうでしょうか?

たった一度の人生であなたは何を大切にしているのか、何を信じて日々行動しているのか。どのように考え、どのように物事を捉えているのか。

次回はいよいよ皆さんお待ちかねの具体的なマインドセット編に入ります。

お見逃しなく!!

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